注文手作り家具・木芸たじま
[椅子の選び方]について 

自分にあった椅子の選び方。長い間付き合う物ですから慎重に選びましょう。
疲れない椅子の選び方です。
文庫本とスリッパを持って椅子を探そう

1. 靴を脱ぎましょう。

よく靴を履いたまま椅子をチェックしている人がいますが、家でも靴を履いているのでしょうか。日本の場合フローリングにスリッパが主流だと思います。外国(西洋)では靴は履いたままですが‥。
普通の椅子の高さは40〜42cmです。
靴を履いたままだと、男性は少し低く感じ、 女性は丁度良く感じることがあります。
実際にご自宅で椅子に座るときのように、靴を脱ぎ、はだし又はスリッパに履き替えて椅子に座ってください。

2. 高さを合わせましょう。
ご自分の好きな椅子、気に入ったデザインの椅子があったら、まず椅子の高がご自分に合っているかどうか確認してください。まず、ご自宅に居る時のスタイル(スリッパ)で椅子に座ります。そして、椅子が高い場合(足がしっかり床に付かない)は、足の下に週刊誌などを置いて座りやすい高さを調整します。逆に椅子が低い場合は椅子の下に厚い板などを敷いて調整し、その厚さをメモしておきます。
30mm椅子を低くしています30mm椅子を低くしています 20mm椅子を高くしてます20mm椅子を高くしてます 理想的な椅子の高さは、右の図1の様に、ひざの裏側が椅子に軽く当たり、ハガキが通る位の隙間が良いのです。 理想的な椅子の高さは

椅子から足が浮く程ひざ裏が座面に当たるとひざの裏側が圧迫され、血流が悪くなり足がむくんだりします。すると椅子に座るのが辛くなり、その椅子に座らなくなります。
ご自身も椅子もかわいそうな結果になります。
椅子の高さは必ず合わせましょう。

3. 20〜30分座りましょう。

人間は少しの間なら、体が椅子に合わせてしまいます。お尻がモゾモゾ動いたり
上記のように高さを合わせてから、20〜30分文庫本でも読みながらゆっくり座ってください。
その時、お尻がモゾモゾ動いたり、座り始めと姿勢が変わっていたり、疲れる椅子はあなたに合っていません。

4. 滑らないものを選びましょう。
椅子の座面がすべると図2の様に本人の知らない間に姿勢が悪くなり、腰に負担がかかり腰痛の原因になりかねません。なるべく滑りにくい椅子をお選びください。

5. 低過ぎない椅子を
お年寄りの方には、あまり低い椅子をお勧めできません。
立ち上るのが大変になります。普通の高さで肘掛の付いた椅子をお勧めします。

文庫本とスリッパを持って自分にピッタリ合った椅子を探しに行くときは(文庫本とスリッパを持って)行きましょう。

前のページに戻る前のページに戻る

サイトマップ
Copyright (C) 2013 Eiji Tajima